BIFF③ Rafiki

★★★

釜山国際映画祭シリーズ。今回はケニア映画の「Rafiki」を紹介します。

映画について

カンヌ国際映画祭でも注目された今作ですが、アフリカ映画自体、私にとってあまり馴染みがなかったためとても新鮮でした。ホモカップルの恋愛を描いていますが、映画はLGBTとその根深い差別を題材にした比較的重い内容も扱っていました。

監督は、ケニア出身の女性監督Wanuri KAHIUさんです。

彼女自身同性愛者ではないですが、映画には女性監督らしい演出やストーリーが含まれています。

ポスターと音楽


個人的に、映画中に流れる音楽やポスターデザインがとても好みでした。調べたところ、SoundTrackはすべてアフリカ出身の女性ミュージシャンたちにより制作されたそうです。詳しくは、Sound Cloudで聞くことができます。

映画全般について

映画の演出や構成は、LGBTを持つカップルが偏見を持たれ差別の対象となるという程度想像ができる内容でした。ただ、近年、日本を含め世界各国でLGBTの権利を求める声が上がっており、決して背を向けることのできない問題であると感じました。日本ではLGBTに対し、この映画で描かれているほどの表面的な差別や暴力はありませんが、人々の意識としては差別や偏見が残っているのは事実です。映画では、純粋な恋愛を暴力などで押さえつける様子がとても衝撃的でした。

映画の内容とはおそらく(?)関係ないですが、登場人物の話す言葉も印象に残りました。ケニアではスワヒリ語と英語が公用語として使用されています。実際の生活ではどうかわかりませんが、映画ではスワヒリ語と英語の両方を自由自在に使い、会話をする様子がごく自然に描かれケニアの多言語的な側面も見ることができました。

まとめ

ある程度予想のできる内容ではありましたが、クリエイティブな音楽やポスターデザインや、日本とは異なるLGBTに対する偏見や暴力を映し出している点においてはこの映画をおすすめしたいです!

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